2008年06月25日

営業研修と配属(3)

名古屋を希望したものの、定数は恐らく1名。大半は東京。まだ面談終わってない人も多く、名古屋出身者も多い中では世論形成の必要性を感じた。名古屋出身者は基本的に戻りたいという空気を出していたが、それ以上に、「同期の中でひとりだけ離れるのはどうよ」というネガティブな面もあった。僕の場合は、ぜひ離れたかったわけだけど。そのネガティブ面をとにかく押し出していった。

「なんか、こう寂しいけど、まぁ、オレは東京の空気いまいちなんで、ひとりで名古屋行くわ。」
「えぇ、森田!寂しいこというなよー。けど、お前が行ってくれたら俺ら安泰やな・・・」
「オレは四国から来たから島流しでもええぐらいなんだけどね、名古屋ならみんなとは離れるけど、なんとかオジサンたちとやっていくわ。かわいい女の子もおらんやろうけど」
「ほんまやで、せっかく同期の女性陣とも仲良くなってきたのに。XXちゃんとはええ感じやないか」
「残念やけど、たまの研修では遊びに来るよ。名古屋は食べ物も不味いんやろなぁ」
「あぁ、森田で決定でええやんな。みんな森田がここまで言ってるんだから、行ってもらおうよ!」

そんな感じで、「名古屋は森田」というのが事実上同期の中で決まっていった。周りはものすごい同情の嵐で、女性陣からは憐れみに似た声もかけられたが、僕は心の中でガッツポーズだった。


(つづく)

★こちらもどうぞ。
Gofield.com編集長の弁


同じカテゴリー(日立時代)の記事
 名古屋生活スタート!(3) (2008-07-04 10:53)
 名古屋生活スタート!(2) (2008-07-03 20:36)
 名古屋生活スタート! (2008-07-02 14:15)
 営業研修と配属(5) (2008-07-01 17:23)
 営業研修と配属(4) (2008-06-30 11:17)
 営業研修と配属(2) (2008-06-18 12:43)

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
営業研修と配属(3)
    コメント(0)